持続可能な環境・循環型社会への挑戦 |
部会長:横山 健児 株式会社NTTアーバンソリューションズ 総合研究所 街づくりデザイン部 上席研究員 工学博士 |
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GX / サステナビリティ経営 / エネルギー政策 / カーボンクレジット / サーキュラーエコノミー / DX / 生物多様性 |
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| ●YouTube JFMA-CHANNEL●
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| サマリー | 2025 年はGX 関連施策が大きく動き始める転換点であり、持続可能な環境・循環型社会への挑戦が始まっている。そこで当研究部会では、大きく分けて以下の3 つの視点で調査研究を実施している。@ GX 関連の政策動向、A持続可能なサステナビリティ経営、B個別のビジネス/ 技術開発動向。環境・循環型社会の実現には脱炭素とサーキュラーエコノミーを企業の中期的な価値に結び付け、国の経済成長に繋げる必要がある。このためにはステークホルダー間の連携、協力が不可欠である。 |
| 活動内容 | カーボンニュートラルや循環型社会が注目されるなか、環境、エネルギー、廃棄物、生物多様性問題とDX の活用に関する調査研究をマクロ的視点( 政策・技術) とミクロ的視点( 実務) の両面から実施する。
※定例会開催日程(原則) 第4火曜日17:00〜18:30、年10回 |
| 成 果 | 毎年研究成果をファシリティマネジメントフォーラムで発表し、ホームページに掲載する。
※研究成果の詳細を閲覧することが可能です: 「研究成果 他」の項目へ |
| メンバー (2026/7 現在) |
部会長:横山 健児(NTTアーバンソリューションズ総合研究所)
部会員:上田 里絵・大島 一夫・林 佳苗(NTTアーバンソリューションズ総合研究所) 榎本 一郎(新日本空調) 大 宣光(KENアソシエイト) 小木曽 清則(NPO埼玉マンション管理支援センター) 嶋津 祐美子(グローブシップ) 瀬尾 敬(オムロンエキスパートリンク) 棚町 正彦(清水建設) 成瀬 功(三菱地所設計) 沼 友和(三菱商事) 宮下 昌展(エムケイ興産) 事務局:白須 公子(JFMA) |
2025年2月にGX2040ビジョン、第7次エネルギー基本計画、地球温暖化計画が、2024年8月に第五次循環型社会形成推進基本計画が閣議決定されると共に、2025年7月にネイチャーポジティブ経済移行戦略ロードマップ(2025-2030年)が公表された。一方、COP30では化石燃料からの脱却については合意に至らず、世界的な脱炭素の流れに逆行する動きがみられている。
このような不確実性が高まる状況でも脱炭素、循環型社会、生物多様性を重要な環境経営基盤と位置付け、政策、技術の両面から調査研究を実施する予定である。具体的には、木造建築やバイオマス燃料等の木材利用、ネイチャーポジティブ政策や衛星を活用した植生図等の生物多様性関連、さらには2026年度から開始される排出権取引制度や炭素除去・吸収系クレジットの動向調査を行う予定である。
エネルギー環境保全に関わる以下の調査研究を実施する。
【政策面】
・カーボンニュートラル
・サーキュラーエコノミー
・生物多様性
・環境経営
・排出権取引制度
【技術面】
・省エネ/再エネ/蓄電池/エネマネ
・水素/バイオマス/次世代燃料
・3R+Renewable(バイオマス化・再生材利用等)
・緑化/木造建築
・生物多様性の見える化
・ライフサイクルカーボンの算定・評価
・AI&ICT活用
【その他】
・JFMA会員等からの意見収集
・他研究部会とのエネルギー環境保全に関わる連携
・上記調査研究結果のフォーラム、ジャーナルでの発信
持続可能な開発目標(SDGs)、カーボンニュートラル、サーキュラーエコノミー、生物多様性等、環境・エネルギー分野は非常に注目され、これら取組の情報開示が企業価値における重要なファクターとなっている。
2024年度は特に環境経営に注目してエネルギー環境保全分野を取り巻く動向調査を行った。
2025年度の活動は、2月にGX2040 ビジョン、エネルギー基本計画、地球温暖化計画が閣議決定されたことを受けて、これらGX政策の内容を分析すると共に、脱炭素、生物多様性、循環型社会に関連する最新トピックスを調査し、以下の知見を得た。また、部会員が関心を持っているテーマや課題についても取り纏めた。
■活動実績
@GX政策の分析
GX政策を、建築・設備、エネルギー、CO2クレジット、サーキュラーエコノミー、DXの分野に分類して重要テーマの抽出を行った。
A脱炭素に関連するトピックス
ビルにおいては省エネ技術を取り上げ、データ活用コミッショニング、AI空調制御、省エネ施策の副次効果評価を調査した。スマートシティでは、サイバー空間での分析・シミュレーション技術を取り上げた。
B生物多様性に関連するトピックス
生物多様性の話題としては都市緑化を取り上げ、気候変動対策、生物多様性の確保、Well-beingの向上の3つの視点で評価すべきことが分かった。また、継続的に鳥類や昆虫を生態モニタリングし、生態系ネットワークが形成されていることを確認する必要もある。
C循環型社会に関連するトピックス
廃棄物をエネルギーに再資源化する新技術を取り上げた。再資源化の意義は、CO2排出量の削減、処理コスト抑制、脱炭素ガスの生成であった。
D部会員の関心テーマ
環境経営では手探りで悩んでいる状況で、特にスコープ3の取扱いが問題。再エネでは地熱や核融合発電の動向に、CO2クレジットでは取引状況と新しい方法論について興味を持っている。また、熱の脱炭素化にも関心が高い。
これら調査結果を取り纏めて、ファシリティマネジメントフォーラム2026で発表した。