国土交通省より、国土技術政策総合研究所建築研究部からの「建物事故予防ナレッジベース」について、周知に係るお知らせがありましたのでご連絡いたします。
1.概要
社会の高齢化を反映し、廊下で転ぶ、階段から転落するなど日常生活における建物における事故が多発しており、統計によれば、それらによる死者数は、今後、交通事故の死者数にも匹敵していくことが推定されています。こうした事故は、利用者の不注意で生じるケースもありますが、建物の設計者、管理者の不注意による場合もあり、利用者、設計者、管理者が、その多くの事故を予防することができます。
このため、国土技術政策総合研究所では、建物内、建物敷地内における事故防止等に役立てていただくことを目安に、収集した事故事例等を紹介するとともに、事故のパターンやその安全対策に関連した情報を提供する「建物事故予防ナレッジベース※1」を作成し、これを8月12日よりインターネット上で公開致します。
※1 「ナレッジベース」とは、知識集(ナレッジ=知識)という意味です。
2.サイトの内容
「建物事故予防ナレッジベース」には、国土技術政策総合研究所が外部識者等の協力を得つつ、アンケート調査や判例検索などを通じて収集した、合計約750件(今後、定期的に追加予定)の、事故及びヒヤリハット事例、事故に関する判例等※2を掲載するとともに、事例を類型化した110種類の事故パターン及びその対策、その他関連する資料を、検索しやすく構成しています。
また、このウェブサイトは、建物の利用者の皆様から事故情報やヒヤリハット情報をお寄せいただく※3とともに、設計者、管理者の皆様からの失敗例や工夫例などの情報提供をいただく機能も兼ねており、事故予防に役立つ情報の充実を図るため、皆様からの積極的な情報提供を期待しています。
※2 本ナレッジベースでは、公共的な建物での事故等を対象としており、住宅の専用部分での事故は
含みません(ただし、マンション等の集合住宅の共有部分は含みます)。また、エレベーターなどの
機械設備関連の事故については、今年度中に追加する予定です。
※3 この、情報受付システム「建物事故情報ホットライン」は、従来、(財)日本建築防災協会が運営して
いましたが、本ナレッジベースの開設に合わせ、国土技術政策総合研究所に移設いたしました。
3.アドレス(URL)
http://www.tatemonojikoyobo.nilim.go.jp/